57あすなろ物語

- 108分
- 35mm・白黒
黒澤組の助監督を務めた堀川弘通の初監督作。監督昇進を記念して黒澤が脚本を執筆した。一人の少年が人々との交流を通じて青年へと成長するさまを3部構成で描く。第3部はツルゲーネフの『初恋』を下敷きとする。本作で堀川は黒澤譲りの粘り強い製作を展開したものの、予算や日程を度外視した態度が経営陣から問題視され、数本のあいだ助監督に逆戻りとなった。
1955(東宝)(監)堀川弘通(原)井上靖(脚)黑澤明(撮)山﨑一雄(美)河東安英(音)早坂文雄(出)久保賢、鹿島信哉、久保明、岡田茉莉子、根岸明美、久我美子、木村功、小堀誠、浦邊粂子、村瀨幸子、三好榮子
- 小ホール
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