40青春の蹉跌

- 84分
- 35mm・カラー
石川達三のベストセラー小説を映画化した神代辰巳初の一般作品。学生運動に挫折した法学生の賢一郎(萩原)は、資産家の令嬢(檀)と結婚して打算的な人生を送ろうとするが、やがて恋人(桃井)との関係のうちに追いつめられていく。主人公が口ずさむ「エンヤトット」のリズムや随所に挿入されるTV画面など、倦怠感に苛まれる同時代の若者の「気分」が横溢している。
1974(東京映画=渡辺企画)(監)神代辰巳(原)石川達三(脚)長谷川和彦(撮)姫田真左久(美)育野重一(音)井上堯之(出)萩原健一、桃井かおり、檀ふみ、河原崎建三、森本レオ、高橋昌也、赤座美代子、芹明香
- 小ホール
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