14三等重役

  • 98分
  • 35mm・白黒

前社長が公職追放となったことで、思いがけず社長となった桑原(河村)は、人事課長(森繁)と一緒に会社の様々な問題に対処していく。「やとわれ社長」の桑原を中心にサラリーマンの哀歓を喜劇的に描く。大ヒットとなり、課長役の森繁久彌をスターに押し上げ、1956年から始まる「社長」シリーズにつながった。製作の藤本真澄さねずみはサラリーマン喜劇、「若大将」シリーズなどの明朗な娯楽作から、成瀨巳喜男監督作など文芸映画まで、数多くの名作を世に送り出した。

1952(東宝)(監)春原政久(原)源氏鷄太(脚)山本嘉次郎、井手俊郎(撮)玉井正夫(美)北川惠司(音)松井八郎(出)河村黎吉、森繁久彌、小林桂樹、越路吹雪、澤村貞子、関千惠子、藤間紫

  • 小ホール
  • 小ホール