61ソナチネ[再タイミング版]

  • 94分
  • 35mm・カラー

幹部の命を受けて沖縄へ渡ったヤクザの村川(たけし)は、手下とともに混乱を避け、ひとときの遊戯に興じるが、やがて激しい抗争の只中に身を投じてゆくことになる。死に取りつかれたかのような独特の諦観と危ういユーモアが全篇を支配し、いまだ彼の最高傑作と評する者も多い北野武の監督第4作。カンヌ国際映画祭で絶賛されるなど北野映画の海外での認知度を高めるきっかけともなった(松竹配給)。今回初めて上映するプリントは、柳島克己キャメラマン監修のもと、当時本作のタイミング(色彩補正)を担当した大見正晴(当館技術職員)による技術的助言を得て、現役のタイミングマンが公開当時に近い色彩を再現したものである。

※7月31日7:00PM、8月9日4:00PMの回の前売指定席券は完売しました(8月8日更新・最新情報はチケットぴあのページをご覧ください) 

1993(バンダイビジュアル=松竹第一興行)(監・脚)北野武(撮)柳島克己(美)佐々木修(音)久石譲(出)ビートたけし、国舞亜矢、渡辺哲、勝村政信、寺島進、大杉漣、北村晃一、十三豊、深沢猛、津田寛治、逗子とんぼ、矢島健一、南方英二

*7月31日(金)7:00pmの上映前に撮影監督の柳島克己氏による挨拶があります。

  • 長瀬記念ホール OZU
    *上映前挨拶あり(前売指定席券は完売)
  • 長瀬記念ホール OZU
    前売指定席券は完売