43乾いた花

  • 96分
  • 35mm・白黒

刑務所帰りの村木(池部)は、賭場で謎の美少女冴子(加賀)に出会い、彼女に惹かれていく。革新的な映像表現で知られる篠田正浩が、光と影、明と暗の対比を活かして奥行きを演出し、官能的でありながら虚無感が漂う世界を創造している。公開当時、内容が反社会的だという理由で成人映画に指定されたが、かえって話題になり大ヒットを記録した(松竹配給)。

1964(文芸プロダクションにんじんくらぶ)(監・脚)篠田正浩(原)石原慎太郎(脚)馬場当(撮)小杉正雄(美)戸田重昌(音)武満徹、高橋悠治(出)池部良、加賀まりこ、藤木孝、杉浦直樹、三上真一郎、佐々木功、中原功二、原知佐子、宮口精二

  • 長瀬記念ホール OZU
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