1路上の靈魂[弁士説明版]

  • 84分
  • 24fps・HDCAM-SR・白黒

1920 年、小山内薫は松竹のキネマ俳優学校の校長として招かれ、同校出身者らとともに松竹キネマ研究所を設立した。本作は、芸術としての映画を追究した同研究所の渾身の第1作。クリスマス・イブ、山の別荘に集う人間模様を通して、憐れみや不寛容といった人間の普遍的な価値に迫る。上映するのは2014 年に当館が復元した弁士説明版。封切当時の映画説明者だった徳川夢声が1954 年に再び説明を披露したときの音声が、最初と最後の54分間に収録されている。

1921(松竹キネマ研究所)(監・出)村田實(原)ヴィルヘルム・シュミットボン、マクシム・ゴオリキイ(脚・出)牛原虚彦(撮)水谷文次郎、小田濱太郎(美)溝口三郎(出)小山内薫、英百合子、伊達龍子、東郷是也、澤村春子、久松三岐子、南光明、蔦村繁、岡田宗太郎(説明)徳川夢声

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU