愛國の花

  • 96分
  • 35mm・白黒

綾子(木暮)は亡き兄の親友・徹夫(佐野)との結婚を願っていたが、その思いを伝えた時、徹夫は別の女性との結納を交わした後だった。まもなく徹夫は出征。やがて失意を乗り越えた綾子も従軍看護婦に志願し、その職に生きがいを求めていく。数多くの女性映画、母もの映画を手がけた佐々木啓祐は、本作でもその手腕を発揮して、戦時の一女性の運命を波瀾万丈のメロドラマとして仕上げている。

1942(松竹大船)(監)佐々木啓祐(脚)長瀨喜伴(撮)渡辺健次(美)江坂実(出)木暮実千代、佐野周二、関操、若水絹子、雨宮一、坂本武、山城美和子、三村秀子、葛城文子

  • 長瀬記念ホール OZU
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