9逢魔の辻

- 92分
- 16mm・白黒
大佛次郎の新聞小説の映画化。開国か鎖国かで揺れる幕末。旗本の妾腹ゆえに父に背き、長屋で母や仲間たちと無頼な生活を楽しむ金五郎(河原崎)が、賭場のいざこざで同心(中村翫右衛門)を傷つけて流刑となり、以後、二人は数奇な運命を辿っていく。このあと京都を舞台にした原作の後半も映画化されるはずだったが実現しなかった。
1938(東宝映画・東京=前進座)(監)瀧澤英輔(原)大佛次郎(脚)岸松雄、八住利雄(撮)三村明(美)久保一雄(音)伊藤昇(出)河原崎長十郎、中村鶴藏、中村翫右ヱ門、花井蘭子、瀧澤修、山岸しづ江、嵯峨善兵
- 長瀬記念ホール OZU
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