27かくて神風は吹く

  • 92分
  • 35mm・白黒

敗戦色が濃くなった太平洋戦争末期に情報局の企画、陸海軍の後援により製作された国策映画で、時代劇の看板スターが競演した大作。当初は五所平之助が監督の予定だったが、資質に合わないとのことで丸根賛太郎が登板した。元寇の海戦を映像化するにあたり、円谷英二率いる東宝特殊技術部を招聘し、終盤の暴風雨シーンなど迫力ある画面を作り上げている。

1944(大映)(監)丸根賛太郎(原)菊池寛(脚)松田伊之助、館岡謙之助(撮)宮川一夫、松井鴻(美)川村鬼世志(音)宮原禎次、深井史郎(出)阪東妻三郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門、嵐寛寿郎、月形龍之介、四元百々生、荒木忍、羅門光三郎

12月2日(土) 3:30 PM ★講演付上映
上映後に加藤厚子氏(茅ヶ崎ゆかりの人物館運営アドバイザー)による講演(約50分)があります。

  • 長瀬記念ホール OZU
    講演:加藤厚子
  • 長瀬記念ホール OZU