【Hプログラム】屈折の行方/ロ-16号棟/人生はいつだってHARDだ

- 計111分+トーク
ゲスト 監督来場予定
屈折の行方
- 66分
- カラー
過去への贖罪が行き着く先にあるもの
かつて小学校の教師をしていた金子は、生徒のいじめにより退職し、現在は実家の一軒家でひとり静かな生活を送っている。ある日、教え子である深見が、大学の卒業制作として、金子のドキュメンタリーを撮ろうとカメラを向け始めるが…。巧みな構造で、加害者と被害者の心理を恐ろしい程に活写したサスペンス。
(監)鴨林諄宜(25歳/フリーター)

ロ-16号棟
- 11分
- カラー
とある団地でのボーイミーツガール
取り壊しの進む古い団地で、かつて同じ幼稚園に通った少女るいと少年うえきは再会を果たす。工事の金属音の響く中、るいは夢中で絵を描き続け、うえきはるいを優しく見守る。ずっと変わらない、変わることを拒んできた少女の独特な眼差しを通して模索する。全編を通して、何故か不思議な懐かしさも感じさせる或る団地の記録。
(監)井上優衣(21歳/武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科)

人生はいつだってHARDだ
- 34分
- カラー
倦怠感に塗れた日常の中からの逃避行
30歳で無職のたかしは、甘栗屋で働く40歳のあきおのアパートに転がり込み、自堕落な生活を送っている。そんなたかしを優しく見守るあきおだが、ある日、出かけた登山で2人は激しく衝突、その関係性は確実に変わろうとしていた。焦燥感に追い立てられる男の姿を切実に映し出す。渋谷スクランブル交差点にある甘栗屋で撮影。
(監)笠原崇志(30歳/俳優)

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長瀬記念ホール OZU
トークあり
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長瀬記念ホール OZU
トークあり