33御法度

  • 100分
  • 35mm・カラー

1990年代半ばに企画され、脳出血後のリハビリを経て製作・完成、大島12年ぶりの劇場映画にして遺作となった。司馬遼太郎の短篇小説をもとに、幕末の武闘集団・新選組が一人の美少年剣士(松田)をめぐって統制を失っていくさまを描く。『戦場のメリークリスマス』以来となるビートたけし(主演)と坂本龍一(音楽)の起用、これが映画デビューとなる松田龍平の妖しい存在感、アメリカ映画を中心に手がけていた栗田豊通の撮影による映像美、ワダエミの斬新な衣裳なども注目を集めた。

*4月15日(土) 3:30 PMの回は、オンライン完売しました。オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前までチケット若干数を販売します。(4/12更新)

1999(松竹=角川書店=IMAGICA=BS朝日=衛星劇場)(監・脚)大島渚(原)司馬遼太郎(撮)栗田豊通(美)西岡善信(編集)大島ともよ(音)坂本龍一(出)ビートたけし、松田龍平、武田真治、浅野忠信、崔洋一、的場浩司

4月15日(土)3:30 PMの回に上映後トーク(約30分)を行います。
トークゲスト:成田裕介(映画監督)
聞き手:樋口尚文(映画評論家)
上映後トークの詳細はこちらをご覧ください。

  • 小ホール
  • 小ホール
    上映後トークあり