将軍家光と天下の彦左

• 66分
• 35mm・白黒

三代将軍家光の治世。幕府のなかには家光を倒し駿河大納言を将軍に据えようと企む者たちがいた。天下の御意見番・大久保彦左衛門は家光を護るため、知恵を巡らせて逆臣の奸計を打ち砕こうとする。中山昭二が将軍家光を演じ、古川緑波が往年の当たり役である大久保彦左衛門を演じた作品。彦左と逆臣たちの知恵比べが愉快な前半から大立廻りが展開される後半まで、テンポの良い中川演出が冴える痛快時代劇。

1957（新東宝）（監）中川信夫（原）西村俊一（脚）内田弘三（撮）平野好美（美）小汲明（音）渡辺宙明（出）中山昭二、古川緑波、明智十三郎、中村彰、國創典、野崎善彦、九重京司、並木一路