4妻と女記者 ―若い愛の危機―

- 91分
- 35mm・白黒
復員後、妻(山根)とそりが合わない宏司(伊豆)は、妻とは正反対のタイプの文枝(角)に惹かれていくが…。『妻と女秘書』(1936、クラレンス・ブラウン)を下敷きに、復員して身の置きどころのなさを感じる男性やキャリアウーマンとして働く女性など、戦後的な要素を取り入れて軽妙なタッチで綴った恋愛映画。千葉泰樹が製作の藤本眞澄と初めて組んだ作品で、藤本プロ初の専属女優・角梨枝子のデビュー作でもある。
1950(藤本プロ=新東宝)(監)千葉泰樹(脚)久板榮二郎(撮)小原讓治(美)松山崇(音)早坂文雄(出)伊豆肇、山根壽子、角梨枝子、池部良、若山セツコ、菅井一郎、滝花久子、よねくらかずみ、田中春男、江川宇礼雄
- 小ホール
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