3南国の肌 他

  • 計112分

『日本産業地理大系 第一篇 國立公園 伊勢志摩』は本多猪四郎の初監督作品。海女が活躍する伊勢志摩の海を水中撮影なども駆使し撮影している。東宝教育映画部のプロデューサー野坂三郎が設立した木曜プロ製作の『南国の肌』は、本多の長篇劇映画の第2作。シラス台地の広がる鹿児島の村落を舞台に、無謀な土地開発を目論むブローカー(小杉)とそれに反対する研究員(伊豆、藤田、春日)たちを描く。台風による災害のシーンの特撮は、東宝技術部が手がけている。ドキュメンタリー的な要素を取り入れた劇映画で、ロバート・フラハティに心酔する本多自身もお気に入りの作品。

日本産業地理大系 第一篇 國立公園伊勢志摩(いせしま)

  • 19分
  • 35mm・白黒

1949(東宝教育映画)(監・脚)本多猪四郎(撮)川村清衛(音)原六朗(録音)小沼渡(解)德川夢聲

南国の肌

  • 93分
  • 35mm・白黒

1952(木曜プロ)(監・脚)本多猪四郎(原)福田清人(撮)川村淸衛(美)渡辺明(音)芥川也寸志(出)伊豆肇、藤田泰子、春日俊二、小杉義男、志村喬、藤原釜足、柳谷寛、三好栄子、利根はる惠

  • 小ホール
  • 小ホール