2なつかしの顔/熱情の翼

- 計106分
*5月15日(日)3:20 PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※5/18(水)更新
なつかしの顔
- 34分
- 35mm・白黒
成瀨巳喜男のオリジナル短篇。弘二(小高たかし)の家は、兄が戦争に行き、母(馬野)、兄嫁(花井)と赤ん坊の4人暮らし。近くの町の映画館で上映中のニュース映画に出征中の兄が映っていると知り、見ようとするが…。よどみない話運びのもと巧みな編集と美しいショットに成瀨の持ち味が存分に発揮された、戦時下のささやかな家庭劇。
1941(東宝京都)(監・原・脚)成瀨巳喜男(撮)木塚誠一(美)北村髙敏(音)太田忠(出)花井蘭子、小髙たかし、馬野都留子、藤輪欣司、深見泰三、小髙まさる、原純彦、澤井一郎、大倉文雄、渡草二

熱情の翼
- 72分
- 35mm・白黒
小石栄一は、サイレント期から松竹下加茂など様々な撮影所で活躍し、戦後は大映の「母もの」などジャンル映画の職人監督として腕を振るった。本作は、小石の新興キネマ時代の作品で、当時の広告で「日本映画最初の本格的防諜映画」と宣伝されたスパイもの。戦闘機の開発をめぐる陰謀と、若い男女の恋愛がからみ合いながら進む娯楽作だが、小石の演出的な本領は、恋愛模様のていねいな描写のほうによく表れている。
1940(新興東京)(監)小石榮一(原)竹田敏彦(脚)村上德三郎(撮)樗木喬(美)新藤兼人(音)斎藤一郎(出)眞山くみ子、新田実、加賀邦男、黒田記代、大井正夫、植村謙二郎、大川修一、加原武門、菅原秀雄

- 小ホール
*完売
- 小ホール