5女ばかりの夜

  • 92分
  • 35mm・白黒

日本において商業的にも批評的にも高い功績を残した女性監督のパイオニアでもある田中絹代の監督第5作目。1958年の売春防止法の施行後、社会の偏見に耐えながら更正の道を歩む女性たちを描く。(やな)雅子の小説『道あれど』を原作に、田中と『乳房よ永遠なれ』(1955)でもタッグを組んだ田中澄江が脚色した。ヒロインに抜擢された原知佐子の名演や、浪花千栄子が演じたレズビアンの描写にも注目。

1961(東京映画)(監)田中絹代(原)鿄雅子(脚)田中澄江(撮)中井朝一(美)小島基司(音)林光(出)原知佐子、北あけみ、浪花千栄子、千石規子、淡島千景、沢村貞子、岡村文子、桂小金治、中北千枝子、夏木陽介、香川京子

  • 小ホール
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