7町奉行日記 鉄火牡丹

  • 90分
  • 35mm・白黒

三隅が娯楽時代劇の作り手としての実力を発揮した痛快作。「白塗り」時代の勝新太郎が、女に目がない新任町奉行に扮し、濠外(ほりそと)と呼ばれる悪所に身分を隠して入り浸り、悪業を根絶しようとする。勝の切れ味鋭いアクションと愛嬌ある立ち居振る舞いが、快調なテンポで繰り出される。原作は山本周五郎の短篇で、2000年には市川崑が『どら平太』として映画化した。

1959(大映京都)(監)三隅研次(原)山本周五郎(脚)八尋不二(撮)今井ひろし(美)太田誠一(音)髙橋半(出)勝新太郎、根上淳、鶴見丈二、淡路惠子、中村玉緒、近藤美惠子、阿井美千子、千葉敏郎、島田竜三、香川良介、清水元、羅門光三郎、阿部脩

  • 長瀬記念ホール OZU
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