4疏水 流れに沿って― 他

- 計64分
『美をもとめてNo. 355 19世紀の浪漫衣裳』は、TBS系列で日曜朝に放映されていたTVシリーズからの一篇。西欧の衣裳の変遷をたどると共に、日本の洋装事始となった鹿鳴館文化への影響を説明する。『明治の絵画』は、明治初期に西洋の写実技法を採り入れたことから、数々の日本画の名作が生まれた過程を解説する。「日本映画史」3部作の第1部では、『鳰の浮巣』(1900)などフィルムが現存しない初期作品の映像や著名弁士たちの説明が収められており、当時の映画史研究の成果を知るうえでも興味深い。『疏水 流れに沿って――』は、戦前京都のアマチュア映画作家・能勢克男が琵琶湖疏水をテーマに撮った作品だが、内務省とGHQによって二度検閲され、現存するのは能勢が戦後に再編集した版である。
美をもとめてNo. 355 19世紀の浪漫衣裳
- 12分
- 16mm・カラー
1980(TBS=TBS映画社)

明治の絵画
- 22分
- 35mm・カラー
1968(日映科学)(監)中村麟子(脚)藤原智子(撮)佐藤登(音)長沢勝俊(解)平光淳之助

日本映画史 第一部
- 16分
- 35mm・白黒
1941(大日本映画協会=松竹)(監修)權田保之助(構成・編集)大田皓一(特別説明)玉井旭洋、泉天嶺、生駒雷遊、徳川夢聲(解)松井翠聲

疏水 流れに沿って―
- 14分
- 35mm・16fps・無声・白黒
1934(Ciné Front)(監・撮)能勢克男

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU