8女たちの証言 -「労働運動のなかの先駆的女性たち」-

- 94分
- 16mm・カラー
1982年、社会主義研究者・石堂清倫の呼びかけで座談会がもたれ、山内みな、福永操、丹野セツ、鍋山歌子、大竹一燈子といった大正から昭和戦前期にかけて活躍した社会主義運動家やその妻たちが集まった。羽田は、戦後大連で石堂の下で働いたことが縁で、その記録を頼まれた。彼女たちの肉声と表情から、進歩的だった労働運動の内部に存在した性差別などの実態が見えてくる。作品の完成は、1991年のソ連崩壊を挟み、最初の撮影から14年後だった。
1996(企画)映画「労働運動のなかの先駆的女性たち」の会(製作)自由工房(監・脚)羽田澄子(製)工藤充(撮)瀬川浩、宗田喜久松(録)瀧澤修、田辺信通(音)湯浅譲二(ピアノ)高橋アキ(解)喜多道枝
- 小ホール
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