18母情모정 A MOTHER’S LOVE

  • 93分
  • 35mm・白黒

妻が出張中の夫の帰宅を待っていると幼い男の子が現れた。その子は、結婚前の朝鮮戦争時に生まれていた夫の幼い息子だった…。『迷夢』発表後、編集や録音技師をしていた梁柱南(ヤンジュナム)が、この前年に監督復帰し、母親と妻の二人の女性と、孤独な子供の心情を丹念に綴った。当時名子役と謳われた安聖基(アンソンギ)の健気さが、母情の説得力を増している。田坂具隆の『雪割草』(1951)との比較も興味深い。

1958(太陽映画社)(監・編集)梁柱南(脚)趙眞求(撮)長山(美)李奉先(音)大賢(出)趙美鈴、李璟喜、安聖基、

  • 長瀬記念ホール OZU
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