9陽のあたる坂道

- 209分
- 35mm・白黒
石坂洋次郎の新聞連載小説を原作に、裕福な出版社社長(千田)とその家族がそれぞれの心の傷に向き合い、葛藤を乗り越えて絆を強めてゆく姿を描いた名篇。石原裕次郎をはじめとした若い俳優たち(川地民夫は本作でデビュー)と轟夕起子らベテラン陣のアンサンブルを、田坂具隆は悠揚迫らぬ演出でまとめあげて、3時間半近い長尺を弛緩させることなく見せる。木村は田坂の戦後の日活全5作品の美術を担当している。
*途中休憩あり。
1958(日活)(美)木村威夫(監・脚)田坂具隆(原)石坂洋次郎(脚)池田一朗(撮)伊佐山三郎(音)佐藤勝(出)石原裕次郎、北原三枝、芦川いづみ、川地民夫、小髙雄二、山根寿子、千田是也、小杉勇、轟夕起子、渡辺美佐子、森川信、小沢昭一
- 長瀬記念ホール OZU
*途中休憩あり
- 長瀬記念ホール OZU
*途中休憩あり