6永遠の½

  • 101分
  • 35mm・カラー

純文学を映画化し、浮遊する青年像を繊細な映像感覚で捉えた青春映画。市役所を辞め婚約者とも別れた宏(時任)は、競輪場に通う日々の中で良子(大竹)と親密になるが、自分に似た男の出現に戸惑う。非日常との曖昧な境界で名脇役陣の好演も光る作品。根岸吉太郎は、長谷川和彦の日活時代からの盟友として相米慎二とともにディレクターズ・カンパニーの支柱となり、『人魚伝説』の製作を手がけた後、テレビ局との提携作品として『ウホッホ探険隊』(1986)と本作を監督した。

1987(ディレクターズ・カンパニー=フジテレビジョン=ソニービデオソフトウェアインターナショナル)(監)根岸吉太郎(製)三ツ井康、岸栄司、宮坂進(企)渡辺敦、角谷優(プ)神野智、酒井彰、肥田光久(原)佐藤正午(脚)内田栄一(撮)川上皓市(美)寒竹恒雄(音)野力奏一(出)時任三郎、大竹しのぶ、中嶋朋子、小林聡美、竹中直人、川谷拓三、藤田敏八、津川雅彦

10月28日(金) 6:30 PMの回は上映後トーク(約30分)があります。
トークゲスト:根岸吉太郎(監督)
上映後トークの詳細はこちらをご覧ください。(10/28更新)

  • 小ホール
    上映後トークあり