12浪人八景

  • 95分
  • 35mm・カラー

侍に追われた武家娘(長谷川)に偽りの夫を演じるよう頼まれた浪人(市川)が、追手側にいる昔愛した姫(雪代)と再会し、その危機を救う。佐々木康の体調不良により、加藤に監督のお鉢が回ってきたが、加藤自身も結核を患いながら演出に当たった。東映入りたての助監督時代に右太衛門映画の脚本を担当していた加藤が、監督として右太衛門を撮った唯一の作品である。

1958(東映京都)(監)加藤泰(原)山手樹一郎(脚)鈴木兵吾(撮)伊藤武夫(美)鈴木孝俊(音)高橋半(出)市川右太衛門、長谷川裕見子、雪代敬子、里見浩太郎、勝浦千浪、加賀邦男、堺駿二、宇佐美諄、藤田進、德大寺伸、志村喬、進藤英太郎、千秋実

  • 長瀬記念ホール OZU
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