48「A」

  • 135分
  • DCP・カラー

TVで意欲的なドキュメンタリーを制作していた森達也が、地下鉄サリン事件をめぐる公判が始まりつつあった1996年3月から97年4月までの時期に、オウム真理教広報副部長(当時)の荒木浩と信者たち、またマスコミや警察の様子を記録したドキュメンタリー。教団内部において、モザイクを一切使わず被写体を捉えた映像は、報道のあり方にも一石を投じた。当初TV番組用に制作された映像は発表の場を失ったが、結果として本作によって、森はドキュメンタリー映画作家としてデビューすることとなった。

1998(A製作委員会)(監・撮)森達也(撮)安岡卓治(音)むつ・ひろし、朴保(パク・ボー)

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU