9地獄変

- 95分
- 35mm・カラー
平安朝を舞台に、絵師(仲代)と横暴な権力者(中村)の対決を描く文芸作品。原作者の息子の登用は監督たっての希望で、芥川は『波影』(1965、豊田四郎)以来4年ぶりとなる映画の仕事に携わった。絵師の娘(内藤)が牛車ごと焼かれる場面の音楽は『白い牙』(1960、五所平之助)、『破戒』(1962、市川崑)などにも登場し、虐げられた魂への挽歌のごとく響く。
6月8日(土) 3:40 PMの回は上映後に当館研究員による講演(約30分)あり
1969(東宝)(音)芥川也寸志(監)豊田四郎(原)芥川竜之介(脚)八住利雄(撮)山田一夫(美)村木忍(出)中村錦之助、内藤洋子、仲代達矢、大出俊
- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU
★上映後講演あり
- 長瀬記念ホール OZU