46矢代秋雄/佐藤慶次郎 作品集

古代の美

  • 22分
  • 16mm・白黒

縄文、弥生、古墳時代の土器や土偶などを紹介しながら、当時の人々の生活感情に迫ろうとした羽田澄子の初期の代表作。躍動感あるモンタージュと巧みな音楽構成で古代人の生活が再現されているが、作曲の矢代秋雄は古代美術を学ぶところから羽田と行動をともにしたという。

1958(岩波映画製作所)(音)矢代秋雄(監・脚)羽田澄子(撮)藤瀬季彦(録音)片山幹男(美)高木潔

ドラムと少年

  • 31分
  • 35mm・カラー

1950年代前半に勅使河原宏らが結成した青年プロダクションによるヤマハ音楽教室のPR映画。パリ音楽院でフランス式の厳格な書法を身につけた矢代の音楽的センスが、ピアノ教室に通うジャズ好きの妹と、ドラムにのめり込む兄との躍動感のある演奏シーンに結実している。

1959(青年プロ)(音)矢代秋雄(監・脚)シネマ59(勅使河原宏、羽仁進、川頭義郎)(撮)瀨川浩(録音)奥山重之助(美)高木潔

港をつくる

  • 26分
  • 35mm・カラー

NEW

早坂文雄に師事し、1953年に「実験工房」の一員に加わった佐藤慶次郎は、1970年前後から電気や磁力が起こす微細な振動によって動く「エレクトリック・オブジェ」の制作へと活動の幅を広げる。千葉港外貿埠頭の工事を記録した本作では、ユニークな創作を行っていた佐藤の作曲活動の一端を窺い知ることができる。

1968(理研映画)(音)佐藤慶次郎(監)三上章(脚)石井敏朗(撮)富山薫(録音)日向国雄(解)井川良久

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU
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