1母/花籠の歌

- 計131分
母
- 62分
- 35mm・16fps・無声・白黒
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野村芳亭による大ヒット母もの映画で、夫を亡くし幼い二人の子ども(小藤田、高峰)を抱える母(川田)の苦難を見せ場たっぷりに描く。当時5歳の高峰は、これが映画初出演とは思えないほど達者な演技を見せ、涙と笑いを誘う。現存最長版と思われる神戸映画資料館所蔵の16mmプリントから、ニュープリントを作製して上映。
当初掲載していた画像は『母』[続篇](野村芳亭、1930)の誤りであることが判明しましたので、正しい画像に差し換えております。(5/7)
1929(松竹蒲田)(出)高峯秀子(春子)(監)野村芳亭(原)鶴見祐輔(脚)柳井隆雄(潤色)野田高梧(撮)小田濱太郎(出)川田芳子、八雲惠美子、小藤田正一、奈良眞養、宮島健一、吉川満子、木村健児

花籠の歌
- 69分
- 35mm・白黒
銀座の裏通りを舞台にした下町の人情劇として、とんかつ屋の看板娘(田中)をめぐる恋の鞘当てを描く。ヒロインの妹役に扮した高峰が、松竹歌劇団の大スター「ターキー」に憧れて歌うシーンも見どころ。高峰が田中絹代の妹役に抜擢されて注目を集めた前作『新道』(1936)に引き続いて五所平之助作品に登場し、子役から少女への転換期の中で輝きを放っている。
1937(松竹大船)(出)高峰秀子(浜子)(監)五所平之助(原)岩崎文隆(脚)野田高梧、五所亭(撮)斎藤正夫(美)䏮田㔺根一(音)久保田公平(出)田中絹代、佐野周二、德大寺伸、河村黎吉、岡村文子、谷麗光、笠智衆

- 長瀬記念ホール OZU
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