3荒木和一/横田永之助コレクション

- 計59分
*5月8日(日) 1:00 PMの回は、上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に武部好伸氏(エッセイスト)による荒木和一の解説(約30分)があります。また5月17日(火) 6:00 PMの回は、上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に長谷憲一郎氏(駿河台大学教授)による横田永之助の解説(約20分)があります。
《荒木和一コレクション》
明治29(1896)年末に、エジソンの発明したヴァイタスコープ(投影式映写機)を販売開始とともに輸入し、翌30年初頭に大阪・新町演舞場で上映・興行を行った実業家・荒木和一(1872-1957)。この日本映画草創期の重要人物の姿を捉えたプライベートフィルムが遺族のもとに今日まで残されていた。『荒木和一の太平洋貿易会議出席』は、荒木が米・ホノルルで開催された会議に関西日米協会幹事として出席した際の行程の記録。『MACAULAY CLUB 1932』は、加奈陀サン生命保険会社において大阪支部長を務めていた荒木ら社員の名勝・那智の滝等をめぐる南紀旅行の記録。(原版寄贈:井上聡一)

荒木和一の太平洋貿易会議出席
- 13分
- 35mm・18fps・無声・白黒
1932(撮)荒木重義

MACAULAY CLUB 1932
- 10分
- 35mm・16fps・無声・白黒
1932(撮)荒木重義

《横田永之助コレクション》
稲畑勝太郎が輸入したシネマトグラフの興業に関わり、「日本映画の父」牧野省三や「最初の映画スター」尾上松之助を生んだ横田永之助(1872-1943)。京都映画産業の基礎を築いたパイオニアの貴重な映像が遺族のもとに残されていた。親和社は旧横田商会店員たちが主恩への感謝会を開く目的で1927年に設立した組織である。また、横田は同年、日活の社長に就任。1928年には太秦撮影所で銅像の除幕式も執り行われた。『横田永之助氏 壽像除幕式』以外の原版寄贈は横田雅夫氏による。

故橫田りか子夫人葬儀之実況 昭和参年五月九日執行
- 20分
- 35mm・14fps・無声・染色
1928(撮)日本活動写眞株式会社

昭和二年四月廿八日親和社第一囘總会
- 2分
- 35mm・16fps・無声・染色
1927

故橫田利加子夫人一週忌法會 親和社社員一同墓前へ参拝 昭和四年四月二十八日
- 3分
- 35mm・16fps・無声・染色
1929

親和社第三囘總會 湖南於三日月樓別舘昭和四年四月二十八日
- 3分
- 35mm・16fps・無声・染色
1929

横田永之助氏 壽像除幕式
- 8分
- 35mm・18fps ・無声・染色
(原版寄贈:越後のカツキチ小林敬一コレクション)
1928

- 長瀬記念ホール OZU
*上映前/上映後解説あり
- 長瀬記念ホール OZU
*上映前/上映後解説あり