9木石

- 124分
- 16mm・白黒
『花籠の歌』以降、結核で療養していた五所の復帰作。伝染病研究所の助手で未婚の母でもある初(赤木)は、娘の襟子(木暮)と医師の二桐(夏川)の交際を頑なに止めようとする。あまりに理不尽な初の態度に、襟子も二桐もその理由が分からず…。主役に異例の抜擢をされた新劇女優である赤木蘭子が異彩を放ち、過去に秘密を抱えた女性の孤立感が一層際立っている。
※上映プリントは全篇にわたりノイズ音を含んでおりますが、とくに開始から1時間26分ごろからのシーンで大きなノイズ音が続きます。予めご了承ください。※10/15(金)更新
1940(松竹大船)(監)五所平之助(原)舟橋聖一(脚)伏見晁(撮)齋藤正夫(美)金須孝(音)福田幸彦(出)赤木蘭子、夏川大二郎、木暮實千代、山内光、寺門修、河村黎吉、坂本武
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長瀬記念ホール OZU
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長瀬記念ホール OZU