33糸あやつり 人形劇映画 明治はるあき 他

  • 計105分

*上映プリントは甚だしく褪色しています。予めご了承ください。

糸あやつり 人形劇映画 明治はるあき

  • 73分
  • 35mm・カラー

愛知県犬山市の博物館明治村による明治100周年記念事業の一環として製作された人形劇映画。物語は、明治村を訪れた太郎爺さんが自身の少年時代を回想する形で進行し、鹿鳴館や鳶職人の梯子乗りといった明治の情景とともに、近隣に住む少女との切ない別れが綴られる。竹田人形座が精妙に繰る人形たちが、心を配ったカット割りや繊細なキャメラワークによってとらえられ、名状しがたい抒情を立ち上らせていく。

1968(博物館明治村)(監)五所平之助(企画・原・声)安藤鶴夫(脚)堀江英雄(撮)篠村荘三郎(美)平川透徹(音)山下毅雄(出)竹田扇之助、竹田喜之助、竹田助二郎、竹田糸信(声)加納米一、新藤乃里子(朗読)宮城まり子、久米明

わが街三島 1977年の証言

  • 32分
  • 16mm・カラー

三島市民サロンの依頼によって製作されたドキュメンタリーで、五所の遺作となった。湧水とともにあった三島の歴史と水質汚染の問題に焦点を当て、現地にて環境保全活動が活発化するきっかけを作った。三島で後半生を過ごした五所自身も出演しており、子どもたちに優しく語りかける姿が印象に残る。

1977(三島市民サロン=笈の会)(監・出)五所平之助(脚)堀江英雄(撮)佐藤昌道(音)渡辺善治(出)窪田精四郎、小出正吾、大岡信、その他三島の市民・子供達(解)久我美子

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU