31やくざの墓場 くちなしの花

- 96分
- 35mm・カラー
『県警対組織暴力』に続き、警察とやくざの癒着というタブーに果敢に挑みつつ、在日コリアンの苦難という主題も前面に押し出した、深作=笠原最後のコラボレーション作品。鳥取砂丘の波打ち際で、過去を語った啓子(梶)が竜(渡)と心を通わす悲痛なシーンが忘れがたい。警察の本部長を大島渚監督が演じていることにも注目。
1976(東映京都)(監)深作欣二(脚)笠原和夫(撮)中島徹(美)富田治郎(音)津島利章(出)渡哲也、梶芽衣子、梅宮辰夫、佐藤慶、金子信雄、藤岡琢也、矢吹二朗、川谷拓三、室田日出男、成田三樹夫、織本順吉、菅井きん、八木孝子、藤岡重慶、吉田義夫、大島渚
- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU