10ジャンヌ・モローの思春期L’Adolescente

  • 94分
  • 35mm・カラー

第二次世界大戦直前のフランス。12歳のマリー(ショヴォー)は、祖母(シニョレ)が住むフランス南部の小さな村で夏休みを過ごす。奔放で官能的な役柄で世界の映画ファンを魅了した大女優ジャンヌ・モロー(1928-2017)の監督第2作。自然豊かな田舎を舞台に繰り広げられる様々な形の生と死が、自然と人間をつなぐ神秘の営みとしてマリーの視点から捉えられ、思春期を迎えた少女が抱く動揺と大人への憧れが瑞々しく描き出される。

1979(フランス=西ドイツ:カルタゴ・フィルム=ヤヌス・フィルム)(監・脚・解)ジャンヌ・モロー(脚)アンリエット・ジェリネック(撮)ピエール・ゴタール、ジルベール・デュアルド(美)ノエル・ギャラン(音)フィリップ・サルド(出)レティシア・ショヴォー、シモーヌ・シニョレ、フランシス・ユステール

  • 長瀬記念ホール OZU
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