10たそがれの女心 他

世界大藝術家シリーズ ピアノ篇 アレクサンドル・ブライロフスキイの華麗なるワルツLa valse brillante (en la b) de Chopin

  • 5分
  • 35㎜・白黒

ショパンの演奏で有名なアレクサンダー・ブライロフスキーが「華麗なるワルツ」を弾き、マックス・オフュルスが監督した一篇。撮影のフランツ・プラナーは後に『忘れじの面影』(1948)でもオフュルスとタッグを組む。本作は多分野に渡って活躍した批評家エミール・ヴュイエルモーズが考案し、シネフォニーと名付けた形式の短篇音楽映画で、「世界大藝術家シリーズ」の一本。ほかにディミトリ・キルサノフ、マルセル・レルビエなどもクラシックの名曲の数々をフィルムに収めている。

1936(フランス:国際大芸術家協会)(監)マックス・オフュルス(脚)エミール・ヴュイエルモーズ(撮)フランツ・プラナー(美)ルネ・ムーラー(出)アレクサンダー・ブライロフスキー

たそがれの女心Madame de…

  • 99分
  • 35mm・白黒

夫(ボワイエ)からもらったイヤリングを内緒で売り払った貴婦人(ダリュー)。それはやがて夫の情婦を経て、貴婦人を想う男爵(デ・シーカ)へと持ち主が変わってゆく。女性の心理描写に卓越したオフュルスは、本作でも流麗なキャメラワークによって恋のデカダンスを優雅かつ華やかに描いている。

1953(フランス/イタリア:フランコ・ロンドン/アンデュスフィルム/リッツォーリ)(監・脚)マックス・オフュルス(原)ルイーズ・ドゥ・ヴィルモラン(脚)マルセル・アシャール、アネット・ワドマン(撮)クリスチャン・マトラ(美)A・J・ドボンヌ(音)オスカー・シュトラウス、ジョルジュ・ヴァン・パリ(出)ダニエル・ダリュー、シャルル・ボワイエ、ヴィットリオ・デ・シーカ

  • 長瀬記念ホール OZU
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