7誓ひの休暇URLAUB AUF EHRENWORT

  • 87分
  • 35mm・白黒

ドイツの敗色濃い第一次大戦終盤、後方から戦線に復帰する兵士たちが、ベルリン駅で前線方面への列車を6時間待つことに。小隊長は独断で部下たちに自由行動を許すが、果たして彼らは出発時間までに戻ってくるのか。戦時の価値観を宣伝する国策映画だが、一方で、情感の描写の非凡さが米国などで高く評価された。日本には1941年に輸入されて公開の準備が進められていたが、小隊長の判断が軍規に反するという理由で検閲不許可となった。ソ連映画『誓いの休暇』(1959、グリゴリー・チュフライ)とは別内容。

1938(ドイツ/ウーファ)(監)カール・リッター(原)キリアン・コル、ヴァルター・ブレーム(原・脚)チャルズ・クライン(脚)フェリックス・リュッケンドルフ(撮)ギュンター・アンダース(美)ヴァルター・レーリヒ(音)エルネスト・エーリヒ・ブーダー(出)ロルフ・メービウス、インゲボルク・テーク、フリッツ・カンパース、ベルタ・ドレウス

  • 長瀬記念ホール OZU
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