9大理石の男Człowiek z marmuru
- 161分
- DCP・カラー
スターリニズムが隆盛をきわめた1950年代に労働英雄として大理石像にもなった男の実像を、彼に興味を抱いた映画学校の女子学生(ヤンダ)の目を通して解き明かしていく。ポーランド現代史の洗い直しとともに、国家と個人の関係を鋭く問うたワイダ渾身の力作。ポーランド国内で大ヒットを記録しながら当局によって2年間の海外上映禁止処分の憂き目に遭い、一方でカンヌ国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を受賞した。デジタルリマスター版を上映。
1977(ポーランド:映画制作集団〈イクス〉)(監)アンジェイ・ワイダ(脚)アレクサンデル・シチボル=リルスキ(撮)エドヴァルト・クウォシンスキ(美)アラン・スタルスキ、ヴォイチェフ・マイダ(音)アンジェイ・コジンスキ(出)イェジ・ラジヴィウォヴィッチ、クリスティナ・ヤンダ、タデウシュ・ウォムニツキ