2地下水道Kanał
- 98分
- DCP・白黒
大戦末期のワルシャワ蜂起を題材に、ナチスの包囲網を逃れるべく地下水道に追い込まれていくポーランド国内軍の兵士たちの姿を描く。原作・脚本のスタヴィンスキをはじめ実際に蜂起に参加した人間がスタッフ、キャストとして携わり、ポーリッシュ・リアリズムの先駆的傑作と評されるが、単なる事実の再現にとどまらないワイダ特有の美意識がすでに窺える。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。デジタルリマスター版を上映。
1957(ポーランド:映画制作集団〈カドル〉)(監)アンジェイ・ワイダ(原・脚)イェジ・ステファン・スタヴィンスキ(撮)イェジ・リプマン(美)ロマン・マン(音)ヤン・クレンツ(出)ヴィェンチスワフ・グリンスキ、テレサ・イジェフスカ、タデウシュ・ヤンチャル