12鉄の男Człowiek z żelaza
- 154分
- DCP・カラー
グダニスク造船所のストライキを題材に、当局の意を受け労働者たちに接触する記者の取材を通して連帯運動の経過を描く。『大理石の男』の後日譚として前作の二人を再び主人公に据えた(ラジヴィウォヴィッチは父と息子の二役を演じる)大作で、当時高揚期にあった連帯運動の関係者を出演させるなど、抵抗の歴史と同時代の運動に対するワイダの強い共鳴の意志が見て取れる。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。デジタルリマスター版を上映。
1981(ポーランド:映画制作集団〈イクス〉)(監)アンジェイ・ワイダ(脚)アレクサンデル・シチボル=リルスキ(撮)エドヴァルト・クウォシンスキ(美)アラン・スタルスキ(音)アンジェイ・コジンスキ(出)イェジ・ラジヴィウォヴィッチ、クリスティナ・ヤンダ、マリアン・オパニャ