11樋口源一郎

- 計107分
レオナルド・ダ・ヴィンチや南方熊楠のような知の総合を志し、世界的にも最年長の映画作家のひとりとして活躍した樋口源一郎(1906-2006)。幅広くPR映画に携わったのち、在野の生物学者として製作会社シネ・ドキュメントを設立、キャメラマン石井董久との共同作業により、特に菌類の生態記録の映画で高い評価を得た。落葉や枯木にいる粘菌のリズミカルな動きを捕捉した傑作『真正粘菌の生活史』や菌類を通じた世界へのメッセージである『きのこの世界』は、90歳を超えた樋口の不屈の精神を示した。
*35mmから16mmへの切り替えにインターバルを要するため、上映時間の目安は下記のとおりになります。
本編の上映時間 107分+インターバル 約10分=約117分
女王蜂の神秘
- 32分
- 35mm・カラー
1962(桜映画社)(監)樋口源一郎(製)村山英治(脚)内木芳夫(撮)小林一夫(音)間宮芳生(解)川久保潔

真正粘菌の生活史 ―進化の謎・変形体を探る―
- 28分
- 16mm・カラー
1997(シネ・ドキュメント)(監・製・脚)樋口源一郎(撮)石井董久(解)和田篤

きのこの世界
- 47分
- 16mm・カラー
2001(シネ・ドキュメント)(監・製・脚)樋口源一郎(撮)石井董久(解)和田篤

- 小ホール
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