1大内田圭弥

新宿西口地下広場に集ってフォークソングを歌い、世界変革のため議論を戦わせる若者の熱っぽい姿を捉えた自主製作ドキュメンタリー。監督の大内田圭弥(1930-2003)がボレックスのキャメラで撮影を始めると、やがて自発的な協力者が何人も現れ、完成に必要な映像素材が集まったという。大内田は、1960年頃から農山漁村文化協会(農文協)製作のPR映画を演出したのち、冤罪事件をめぐる『松山事件』(1964)や、後年には舞踏家土方巽を追う『風の景色』(1976)にも挑んだ。
69春~秋 地下広場
- 84分
- 16mm・白黒
1970(広場の一味)(監・製)大内田圭弥

- 小ホール
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