34黒田輝彦

  • 80分

代表作『ザ・サカナマン』や『ナブラ』(1983)を発表し、日本の漁業ドキュメンタリーを開拓した黒田輝彦(1944-)。もともとコマーシャルやPR映画、篠田正浩、藤田敏八などの劇映画の撮影助手として修業を積んだが、資金を作るため遠洋漁船で働いたことを契機に、1977年に再び遠洋マグロ船の甲板員としてペルー沖で働きながら撮影したフィルムが長篇『ザ・サカナマン』に結実した。豪快な労働から船上の生活、つかの間の陸地でのソフトボールまで、漁船員たちの生き様を余すことなく収めている。

*12/20更新:NFAJプログラムNo.20では副題を「―漁師キャメラマンの現状報告―」としましたが、正しくは「(いち)漁師キャメラマンの現状報告―」です。

■3/3(火)7:00pmの上映は中止になりました。

ザ・サカナマン (いち)漁師キャメラマンの現状報告―

  • 80分
  • 16mm・カラー

1979(黒田プロダクション)(監・製・撮)黒田輝彦(録)中野国夫(解)斉藤次男、細谷孝子(語り手)吉良冬太

  • 長瀬記念ホール OZU