31岡田道仁

- 88分
岩波映画製作所出身で、1970年安保闘争の記録映画を製作した後、1973年にフリーになった岡田道仁(1934-)が、患者団体の支援を得て、戦後日本を代表する食品公害であるカネミ油症の未確認患者を探訪した自主製作映画。撮影の塚本公雄は、歌人塚本邦雄の甥で、日大闘争のドキュメンタリー以来のコンビである。原因企業のある北九州市のほか、福岡市、山口県、佐賀県、長崎県五島列島などを渡り歩いて患者たちの声を丹念に聞いた。
■3/1(日)1:00pmの上映は中止になりました。
生木が立枯れていくごたる あぶら症
- 88分
- 16mm・白黒
1974(構)岡田道仁(撮)塚本公雄(録)久保田幸雄、栗林豊彦(編)藤成要一、松山比呂子(解)山川建夫

- 長瀬記念ホール OZU