27西江孝之

- 86分
1960年代には盛んに映画運動にコミットし、日本映画研究所を創立して榎本健一の遺作となった『臍閣下』(1969)を監督、のちにインドや仏教関連のドキュメンタリーを製作した西江孝之(1934-2015)。『黄金の旅チュンドワ』は、若き日の西江が、文化人類学者の弟西江雅之らとともに東アフリカの海岸に乗り込み、ひとりの黒人少年を主人公に立て、アフリカ・アラブ・アジア世界の交接する地域の現在と歴史を探求した一本。西江は50キロ近い機材を持ってダウ船で放浪、映画作りのほぼ全パートをこなした。
黄金の旅チュンドワ アフリカ東部海岸文なし漂流記
- 86分
- 16mm・カラー
1972(日本映画研究所)(監・製・脚・撮・録・編)西江孝之(撮・録)西江雅之、渡部和夫

- 長瀬記念ホール OZU
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