17小川紳介

- 213分
1960年に岩波映画の契約社員となった小川紳介(1935-1992)は、「青の会」への合流を契機に自主製作ドキュメンタリーを志した。三里塚(成田)に活動拠点を定めて小川プロダクションを設立すると、空港建設反対闘争を担う農民に分け入って「三里塚」シリーズを製作、現地居住による長期撮影という手法は、その後移住した山形県上山でも継続された。『ニッポン国古屋敷村』は、上山の過疎化する村の中に“農”の本来の姿を追い求め、今も老人たちの中に残る戦争の影を掘り出す壮大なスペクタクルである。
*途中10分間の休憩をはさみます。
ニッポン国古屋敷村
- 213分
- 16mm・カラー
1982(小川プロダクション)(監・編)小川紳介(製)伏屋博雄(撮)田村正毅(録)菊池信之(音)関一郎

- 長瀬記念ホール OZU
*途中休憩あり
- 長瀬記念ホール OZU
*途中休憩あり