クイック・ビリーほか

- 計72分
アピチャッポン・ウィーラセタクンも影響を公言するブルース・ベイリー(1931-2020)は、その詩的な映像によって西海岸の実験映画を代表する存在であった。本作は1967年以降の肝炎による闘病生活を背景に、生と死を巡る思索が神話創造的かつ自伝的に深められている。全体は映画史を遡上するような4つの「リール」で構成されており、映画の本来的な性質が意識の記録であることを示唆している。2025年にアンソロジーによって復元された。『クイック・ビリー』制作中に、ベイリーとスタン・ブラッケージの間で交わされたやり取りの一環として始まった、本篇に付随する「ロール」も併せて上映。
クイック・ビリーQuick Billy
- 56分
- 16mm・カラー🅰
1970(監)ブルース・ベイリー

クイック・ビリー: 6つのロールQuick Billy: Six Rolls (Numbers 14, 41, 43, 46, 47, and 52)
- 16分
- 16mm・無声・カラー🅰
1968-69(監)ブルース・ベイリー

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長瀬記念ホール OZU
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長瀬記念ホール OZU
