はじまりの日本劇映画 映画 meets 新派・新劇・新国劇

当館所蔵の新派、新劇、新国劇関連の映画や資料を公開するWEBサイト。
日本の劇映画が外国映画の影響などによって、その初期の段階から変貌を遂げてゆく時期に、人材を中心に大きな役割を果たした新派、新劇、新国劇という日本の近代演劇との関係に焦点を当て、可燃性ポジフィルムからデジタル化を行った『寒椿』(1921年)など、関東大震災をはさむ大正の後期に製作された貴重な9作品を公開するとともに、演劇研究・評論の第一線で活躍されている専門家の方々に論考をお寄せいただき、また配信作品に関連する資料類を紹介いたします。
本サイトは国立映画アーカイブと国立情報学研究所が共同で構築しています。
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サイトの特徴
映画をみる

水谷八重子(初代)が名前を伏せて映画初出演を果たし、「新派の異端児」と呼ばれた名優・井上正夫との初共演作でもある『寒椿』、「映画女優第1号」とされる花柳はるみ出演の『收穫』(1921年)、その生涯が小説にもなった伊澤蘭奢出演の『社會敎育劇 街の子』(1924年)、新国劇を創設した澤田正二郎の幻のフィルム『高田馬場』(1924年)のほか、『救の手』、『ほとヽぎす』『小羊』『噫無情 第一篇 放浪の卷』『國定忠次』を公開します(短縮版や断片のみの素材を含みます)。
深く知る

映画にも造詣の深い、演劇研究・評論の専門家の方々に、配信作品に具体的にふれていただきつつ、映画と演劇の豊かな関係性を考察する論考をお寄せいただきました。これらの論考で示された興味深い指摘の数々は、映画史を考える上でも新たな視点を得るための糸口となるでしょう。
資料をみる

国立映画アーカイブが長年にわたる活動の中で保存に努めてきた映画関連資料の中から、本サイトの配信作品に出演する俳優たちのポートレートや舞台関連の写真、映画の一場面や撮影スナップが掲載された雑誌の口絵頁、さらにスチルやポスターなどを紹介します。
当館が運営するその他の映像配信サイト
- 日本アニメーション映画クラシックス
https://animation.filmarchives.jp/index.html - 映像でみる明治の日本
https://meiji.filmarchives.jp/ - 関東大震災映像デジタルアーカイブ
https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/ - フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―
https://filmisadocument.jp/ - はじまりの日本劇映画 映画 meets 歌舞伎
https://eigameetskabuki.filmarchives.jp/