2025年8月の新着図書紹介

黒澤明の音楽:鈴木静一、服部正、早坂文雄、伊福部昭、佐藤勝とその響き
小林 淳(著)

出版者
作品社
ISBN-13
978-4867930922
発行日
2025/06

[目次]


はじめに
序章 黒澤映画誕生前夜 
第一章 黒澤明の初期作品を飾る曲節 
第二章 映像の補助と感覚的要素に基づく音楽設計
第三章 現出させた映画音楽の理想とすべき姿 
第四章 早坂映画音楽スタイルの確立
第五章 黒澤明の視覚、早坂文雄の聴覚 
第六章 黒澤映画音楽の次なるステージ 
第七章 映画を絢爛に染め上げる音色と音型 
第八章 師弟の縁、絆が息づく音楽空間 
参考文献一覧
おわりに
索引

小津映画の音:物音・言葉・音楽
正清 健介 (著)

出版者
‎ ‎ ‎名古屋大学出版会
ISBN-13
978‐4865381771
発行日
2025/06

[目次]

序章
第1部 物音 
第1章 引戸の音
第2章大 屁の音
第2部 言葉
第3章 大阪弁
第4章 画面外の声
第3部 音楽
第6章 ピアノ音楽
第4部 テンポ・間・リズム
第7章 テンポと間
第8章 映像とリズム
終章

あとがき
参考文献
図版一覧
索引

映画夜話
蓮實 重彦 (著)

出版者
リトルモア
ISBN-13
‎ ‎978-4898156100
発行日
2025/06

[目次]

始まりに向けて
1 『ハリウッド映画史講義』とともに
2 フォードを、断乎、観るのだ
3 ショットとは何か
4 紳士淑女との対話
5 活動屋談義
巻末 本書に関連する特集上映


ジブリの戦後:国民的スタジオの軌跡と想像力
渡邉 大輔 (著)

出版者
‎ ‎中央公論新社
ISBN-13
‎‎ 978-4120059193
発行日
2025/05

[目次]

はじめに
第一章 宮崎駿のアニミズム
第二章 高畑勲のリアリズム
第三章 「満洲」からジブリへ
第四章 メディアミックスとビデオの時代
第五章 『君たちはどう生きるか』と「手」の想像力
第六章 プラットフォーム化する「ジブリ」
第七章 「ポスト宮崎・高畑」の可能性
終章 『ハウルの動く城』と二一世紀の「戦後」
あとがき
参考文献
スタジオジブリ略年表
作品名索引
人名索引

シネパトグラフィー:映画の精神分析
小林 聡幸 (編)

出版者
アルテスパブリッシング
ISBN-13
978-4865593082
発行日
2025/05

[目次]

口上
シアター1 網膜と緞帳
シアター2 紋様と隠蔽
シアター3 倒錯と果報
シアター4 生命と偽装
シアター5 追放と結晶
エンドロール
映像作品名索引
主要人名索引

映画が恋したフロイト
岡田 温司(著)

出版者
人文書院  
ISBN-13
978-4409340660
発行日
 2025/06

[目次]

はじめに
第1章 フロイト博士は映画がお嫌い?
第2章 夢のスクリーン
第3章 スティグマ
第4章 パラノイア
第5章 バッド・マザー
第6章 アサイラム
第7章 トラウマ
おわりに
参考文献


日本の映画の舞台&ロケ地100:物語と旅する建築・町並み・絶景
谷國 大輔(著)


出版者 
‎ 学芸出版社  

ISBN-13 978-4761529307

発行日  2025/06

[目次]

本書に登場する日本の映画の舞台&ロケ地&ゆかりの地マップ
1 世界観にどっぷり浸る。アニメーションの舞台へ
2 ジブリ映画の面影を求めて
3 あのシーンに思いを馳せる。ヒューマンドラマの舞台へ
4 感動の家族ドラマを生んだ懐かしい場所へ
5 甘酸っぱい気持ちになる青春ドラマのロケ地へ
6 迫力満点の空間が多い!?コメディ映画の舞台へ
7 映画で描かれたさまざまな愛のかたち。恋愛映画の舞台へ
8 空想に浸る。SF・ファンタジーの舞台へ
9 時代劇・歴史映画の伝統的な建築と町並みへ
10 時代劇・歴史映画が撮られた歴史を学べる野外博物館へ
11 平和を学ぶ。戦争映画の舞台へ
12 アクション映画の意外なロケ地へ
13 任侠・ヤクザ映画の世界を覗く
14 夏がぴったり!ホラー映画のあの舞台へ
15 何か秘密がありそうなサスペンス・ミステリーの舞台へ

シカバン札幌〈映画〉生活史 1975-2024
門脇 繁(著)

出版者

ISBN-13

発行日
寿郎社  

978-4909281708

2025/06

[目次]

はじめに
[第一幕]歯科版 映画生活
 歯科医に対するイメージ
 二つのセリフ
 女の顔に荒野を見た!一九九五年という年
 こんな夢を見た
 頭の中のリンク
 心を融かすもの
 私家版・映画ベストテン
 私のパラレルワールド
 五〇半ばの初体験
 言語によって世界は違って見える?
 映画におけるクラシック音楽
 師匠と呼べる存在
 コロナ時代の映画ライフ
 タイムループと考えること
 子どもが出てくる映画は「子どもの映画」じゃない
 映画検定、 なんだそれ?
 引き際の美学
[第二幕]私家版 ベスト映画 ワースト映画
おわりに