2025年1月の新着図書紹介

ゴダール、ジャン゠リュック
四方田 犬彦 (著)

出版者
白水社
ISBN-13
 978-4560091357
発行日
2024/11

[目次]


1 ゴダールとわたし/誰にでも書けるゴダールの経歴と作品
2 ぼくは遊ぶ/炎から炎/イミテーション・ゴダール 『こことよそ』と『パート2』/何という音楽?何という物語?(ほか)
3 女に逃げられるという才能/ジーン・セバーグ/アンナ・カリーナ/アンヌ・ヴィアゼムスキー(ほか)
後書き
ゴダール作品名索引
主要人名索引


山際永三 壁の果てのリアリズム:映画運動とテレビドラマ
池田 嘉郎 (著)

出版者
‎ ‎ 森話社
ISBN-13
 978-4864051842
発行日
2024/10

[目次]

序章
第Ⅰ部 映画運動の中で
第一章『狂熱の果て』―社会の壁
第二章『炎 1960~1970』―彼方の連帯
第三章『罠』―狂気と象徴
第Ⅱ部 テレビドラマの世界
第四章 現実と欲望―一九六三~一九六八年
第五章 革命の標―一九六九~一九七〇年
第六章 日常性と非日常―一九七一~一九七五年
終章
あとがき
図版出典
山際永三作品リスト
参考文献
人名索引


キネマと文人:『カリガリ博士』で読む日本近代文学
川崎 賢子(著)

出版者
国書刊行会
ISBN-13
‎ ‎978-4336076939
発行日
2024/11

[目次]

序章 百家争鳴―『カリガリ博士』を愛した日本文学
第1章 佐藤春夫と『カリガリ博士』―「指紋」をクロースアップする
第2章 江戸川乱歩と『カリガリ博士』―恐怖のメディアとしてのパノラマ
第3章 谷崎潤一郎と『カリガリ博士』―映画哲学の挫折
第4章 内田百〓と『カリガリ博士』―パンデミックの恐怖と幻想
第5章 芥川龍之介と『カリガリ博士』―終焉の表現主義
第6章 夢野久作と『カリガリ博士』―「ドグラ・マグラ」の父
第7章 映画へ/映画から―尾崎翠の文学的転機
第8章 尾崎翠と映画の厚み
第9章 稲垣足穂―彗星と映画機械
終章 『カリガリ博士』の呪いと祝福
索引


映像編集のファースト・レッスン:10章で学ぶ編集の基礎・歴史・実践
ガエル・チャンドラー (著), 佐藤弥生 (訳), 茂木靖枝 (訳)

出版者
フィルムアート社
ISBN-13
‎‎ 978-4845923328
発行日
2024/10

[目次]

第1章 編集を意識して撮影する
第2章 編集技師がもたらすもの
第3章 映画と編集の歴史を振り返る
第4章 共同作業者を選ぶ―監督と編集技師の関係
第5章 編集―編集技師の仕事
第6章 編集室―(1)デイリーからファーストカット試写まで
第7章 編集室―(2)ディレクターズカットから編集ロックまで
第8章 音響と音楽の制作
第9章 音響と音楽の編集とミキシング
第10章 仕上げと納品


<私>の映画史:映画通38人が選んだジャンル別827作
荒井 晴彦 , 稲川 方人 (編著)

出版者
白順社
ISBN-13
978-4834402957
発行日
2024/10

[目次]

映画はパクリ、いやオマージュから始まる―「まえがき」にかえて
恋愛映画
アクション
青春映画
西部劇
戦争映画
スポーツ映画
政治・革命映画
音楽・ミュージカル
家族映画
サスペンス
SF映画
ホラー映画
史劇
監督・脚本家一覧
映画タイトル一覧



人が集まる、文化が集まる!:まちの個性派映画館
美木 麻穂 (著)

出版者
‎パイ インターナショナル
ISBN-13
978-4756258113
発行日
2024/11

[目次]

第1章 昭和レトロ
第2章 映画と建築
第3章 リノベーション
第4章 フィルム上映
第5章 ジャンル外個性派
第6章 New Place
Column
あとがき


小林旭回顧録:マイトガイは死なず
小林 旭 (著)

出版者
文藝春秋  
ISBN
979-4163918952
発行日
 2024/11

[目次]

序章 静かなるカリスマ
第1章 日活黄金時代の輝きのすべて
第2章 世界への飛翔とアクション、そして愛
第3章 日本人を応援し続ける名曲の数々
第4章 昭和後期―円熟の演技の時代
第5章 別れと永遠と
第6章 芸能界への直言
第7章 「いま」を生きる
本人による作品解説 映画と音楽、珠玉の十作

ドイツ文学と映画
山本 佳樹 (責任編集) ,市川 明 ,香月 恵里 ,増本 浩子(編著)

出版者
三修社  
ISBN
979-4384060720
発行日
 2024/11

[目次]

1 同時代的神話の創造
2 眼に映る天使と見えない悪魔)
3 権力者ファウストの物語
4 貧しい民衆のドラマ)
5 プロイセン社会の硬直性を描く
6 海辺の写真機
7 演劇と映画のあいだで「虫けら」を表現する
8 機械のまなざしが顔に出会うとき
9 音楽劇『三文オペラ』の映画化
10 ファスビンダーにおける文学映画化の特殊性
11 映画化とリメイクの力学
12 トランジット空間に生きる人々
13 アフリカ版『老貴婦人の訪問』
14 オスカルはなぜ子どものまま、成長しなかったのか?
15 分断が消滅する映像的瞬間
16 ブロッホは何を見たか
17 ピアノ教授に一本の赤い薔薇は手渡されない
18 嗅覚を視覚化する試み
19 ミヒャエルは「愛」を読んだのか?