2015年9月の新着図書紹介
アンドレ・バザン:映画を信じた男
野崎 歓 (著)
- 出版社
- 春風社
- ISBN-13
- 978-4861104565
- 発行日
- 2015/6
[目次]
第一章 開放されたスクリーン
第二章 映画にとって現実とは何か――バザンによるロッセリーニ
第三章 残酷さの倫理
第四章 文芸映画の彼方へ
第五章 「寡黙さ」の話法――バザンと現代台湾映画
第六章 バザン主義 VS 宮崎アニメ
<映画秘宝>激動の20年史
洋泉社MOOK
- 出版社
- 洋泉社
- ISBN-13
- 978-4800306692
- 発行日
- 2015/5
[目次]
巻頭カラーグラビア/20年を飾った女優たち
町山智浩×柳下毅一郎 FBBが語る映画と秘宝の20年
Chapter.1 1995-1998
映画秘宝前史から創刊、初のベストテンまで
Chapter.2 1999-2002
この世の不条理はクンフーとSFが解決する!
Chapter.3 2003-2006
ヒーロー、怪獣入り乱れて「ヤッチマイナ!」
Chapter.4 2007-2010
頭が沸騰、臨界点突破! 「怒り」が映画を変える!
100号記念オールタイム・ベストテン&ゼロ年代ベストテン
Chapter.5 2011-2015
怪獣、映画を救う。ダメ人間、銀河を救う。[ほか]
記憶のアラベスク
渡辺 淳 (著)
- 出版社
- 未知谷
- ISBN-13
- 978-4896424751
- 発行日
- 2015/6
[目次]
第1部 ≪先へ戻る≫
第1章 レネのモデル
第2章 歴史と記憶
第3章 戦争の記憶
第4章 死と記憶―生(=愛)を呼ぶもの)
第2部 記憶と≪装置≫
第1章 人から装置へ―≪装置≫の進化
第2章 ≪ロボット≫の功罪―モラルを問う
黒澤 明 樹海の迷宮: 映画「デルス・ウザーラ」全記録1971-1975
野上 照代 (著), 笹井 隆男 (著), ヴラジーミル・ヴァシーリエフ (著)
- 出版社
- 小学館
- ISBN-13
- 9978-4093884259
- 発行日
- 2015/6
[目次]
1 <特別寄稿>監督の中の魔物
2 『デルス・ウザーラ』への道
3 『デルス・ウザーラ』撮影日誌
4 シベリアでの激闘を終えて
5 脚本で観る『デルス・ウザーラ』[ほか]
満映とわたし
岸 富美子 (著), 石井 妙子 (著)
- 出版社
- 文藝春秋
- ISBN-13
- 978-4163903149
- 発行日
- 2015/8
[目次]
出会い
映画界に引き寄せられた兄たち
第一映画社―伊藤大輔と溝口健二
『新しき土』と女性編集者アリスさん
満映入社、中国へ
甘粕理事長と満映の日々
玉砕直前の結婚式
甘粕自決、ソ連軍侵攻
国共内戦の最中、鶴崗へ
「学習会」と「精簡」
映画人、炭鉱で働く
北朝鮮からの誘い
国民的映画『白毛女』
日中の狭間で育てた弟子たち
十四年ぶりの祖国へ
日中満映社員たちの戦後
民族でも国家でもなく: 北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画
李 鳳宇 (著), 四方田 犬彦 (著)
- 出版社
- 平凡社
- ISBN-13
- 978-4582282627
- 発行日
- 2015/4
[目次]
はじめにー 四方田 犬彦
第1章 国籍
第2章 ヘイトスピーチ
第3章 北朝鮮
第4章 映画
おわりにー 李 鳳宇
目に見えるものの署名: ジェイムソン映画論
フレドリック・ジェイムソン (著), 椎名 美智 (翻訳), 武田 ちあき (翻訳), 末廣 幹 (翻訳)
- 出版社
- 法政大学出版局
- ISBN-13
- 978-4588010279
- 発行日
- 2015/6
[目次]
第1章 大衆文化における物象化とユートピア
第2章 現代の大衆文化にみられる階級とアレゴリー―政治映画としての『狼たちの午後』
第3章 『ディーバ』とフランス社会主義
第4章 「破壊的要素に没入せよ」―ハンス=ユルゲン・ジーバーベルクと文化革命
第5章 『シャイニング』の語りと歴史主義
第6章 アレゴリーで読むヒッチコック
第7章 映画の魔術的リアリズム
第8章 イタリアの実存
アニメーションと多摩
パルテノン多摩, 多摩市文化振興財団編
- 発行
- パルテノン多摩 、多摩市文化振興財団
- 発行日
- 2015/5
[目次]
解説・図版
第1章 制作地としての多摩
第2章 制作者たち
第3章 描かれる多摩
第4章 アニメーションと地域
資料編
座談会「多摩の思い出と日本アニメーション」
小山明子氏インタビュー
高畑勲監督インタビュー
関連年表