2025年5月の新着図書紹介
芥川也寸志とその時代:戦後日本映画産業と音楽家たち
藤原 征生 (著)
- 出版者
- 国書刊行会
- ISBN-13
- 978-4336077332
- 発行日
- 2025/3
[目次]
序言
昭和、そして戦後日本の作曲家・芥川也寸志
芥川の映像音楽を通じた戦後映画/音楽史の再検討
第1章 芥川也寸志の音楽作品における映像音楽の量的・質的重要性
第2章 「3人の会」 超スタジオ・システム的存在としての作曲家グループ
第3章 芥川映像音楽作品論(Ⅰ)モティーフの流用
第4章 芥川映像音楽作品論(Ⅱ)テーマ音楽の強調
第5章 芥川映像音楽作品論(Ⅲ)特徴的な楽器の使用――チェンバロを中心に
第6章 芥川映像音楽作品論(Ⅳ)「3人の会」との繫がりから――『地獄門』を例に
結語
あとがき
芥川也寸志 フィルモグラフィ
芥川也寸志 主要ラジオ作品
芥川也寸志 主要テレビ作品
芥川也寸志 略年譜
索引
映画のメティエ 欧米篇
筒井 武文(著)
- 出版者
- 森話社
- ISBN-13
- 978‐4864051880
- 発行日
- 2025/3
[目次]
まだ見ぬ映画への旅
第1部 初期映画
第2部 コメディ映画
第3部 ジャン・ルノワール
第4部 ポスト・ルノワール
第5部 ヨーロッパ映画
第6章 アメリカ映画
あとがき
映画題名索引
映画芸術への招待
野崎 歓 , 宮本 陽一郎(編著)
- 出版者
- 放送大学教育振興会
- ISBN-13
- 978-4595325052
- 発行日
- 2025/3
[目次]
まえがき
1 「光あれ」―映画の誕生
2 物語の技法―文学から映画へ、映画から文学へ
3 西部劇と国民神話の創生
4 普遍的言語の夢―サイレントからトーキーへ
5 民衆の敵、最高の検閲官―古典ギャング映画の生と死
6 マシーン・エイジ・ダンシング
7 リックのカフェにて―亡命者たちのハリウッド)
8 「映画は戦場だ」―世界大戦の時代のスクリーン
9 映画と日本文化―芸道物の誕生
10 日本映画の撮影所時代の女性映画人たち
11 『市民ケーン』を読む(1)
12 『市民ケーン』を読む(2
13 『市民ケーン』を読む(3)
14 「新しい波」―ネオレアリズモからテレビまで
15 映画芸術とは何か
索引
映画のタネとシカケ:現代日本映画編
御木 茂則(著)
- 出版者
- 玄光書房
- ISBN-13
- 978-4768320235
- 発行日
- 2025/3
[目次]
01 音が表現する2つの家族の違い
02 主人公の心情を可視化するヘアメイク
03 2人の男の気持ちが近づき、遠ざかるのを描くカットバック
04 家族の破滅と再生を物語る、カメラの構図と照明
05 音が伝える場所の雰囲気と物語の伏線
06 親密さが増すのを見せる人物とカメラの位置
07 主人公の世界観を作り出す「美術」の力
08 言葉に出せない気持ちを語る筋道の通った照明
09 間合いとレンズの違いが生み出す殺陣の臨場感
10 動線の向きと「コマ打ち」で描かれるスペクタクルなシーン
11 カメラワークとブロッキングが結びついた“目減り”を防ぐ演出術
女を見る女のまなざし:日本文芸映画における女同士の絆
徐 玉 (著)
- 出版者
- 大阪大学出版会
- ISBN-13
- 978-4872598087
- 発行日
- 2025/2
[目次]
序章 戦後文芸映画と女性たち
第一章 覆われた欲望
第二章 母性幻想とレズビアン感性
第三章 「家」を出る女たち
第四章 女を見る女のまなざし
第五章 女性スター共演の力学
終章 日本文芸映画における女性の欲望のあり方と女同士の絆
一九五〇―六〇年代日本映画年表
引用文献と映画作品
あとがき
人名索引
事項索引
映画索引
ぼくの愛した北海道、そしてアメリカ映画
品田 雄吉 (著), 田中 千世子 (編)
- 出版者
- キネマ旬報社
- ISBN-13
- 978-4873764924
- 発行日
- 2024/12
[目次]
第1章 北海道、青春と映画とアメリカ
第2章 アメリカ映画のスピリット
第3章 旅とロードとウエスタン
第4章 都会とダンディズム
第5章 映画と人生の歳時記
編集後記
映画館のカケラ:東海編
澤田 佳佑 (著)
- 出版者
- 東海映画館文化研究会
- ISBN-13
- 978-1960078155
- 発行日
- 2025/3
[目次]
第1章 建物が現存する映画館
第2章 痕跡が残る映画館
第3章 特集 今池の映画館
第4章 研究ノート