2017年2・3・4・5月の新着図書紹介

アピチャッポン・ウィーラセタクン : 光と記憶のアーティスト
夏目 深雪 , 金子 遊 (編)

出版社
フィルムアート社
ISBN-13
978-4845916177
発行日
2016/12

[目次]
まえがき ──金子遊
Interview
Art
Anthropology
Cinema
あとがき-七番目の芸術による、六番目の大陸行き ──夏目深雪
編者・執筆者・訳者紹介
アート作品リスト
バイオグラフィー

異端の映画史 新東宝の世界
映画秘宝編集部 (編)

出版社
洋泉社
ISBN-13
978-4800311597
発行日
2017/2

[目次]
新東宝ポスター&グッズギャラリー
幻の大宝ポスターギャラリー第1章 文芸映画と名匠たちの活躍 ~新東宝の誕生
第2章 グラマー&ヴァンプ ~エロス漂う映画群
第3章 『明治天皇と日露大戦争』 ~戦争・戦記映画
第4章 都会派のモダニズム ~スリラー&アクション映画
第5章 見世物小屋精神の白眉 ~怪談・怪奇映画
第6章 終焉とその後 ~今に生きる新東宝

実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品
樋口 尚文 (著)

出版社
アルファベータブックス
ISBN-13
978-4865980240
発行日
2016/12

[目次]
総門 「光学」と「電送」の結界で魔笛を鳴らす男
山門 幼少期・青春期
回廊 テレビ映画作品
仏殿 映画作品
法殿 ビデオ作品・ TVコマーシャル
禅堂 小説・随筆
後餓鬼 あとがきにかえて
大庫裏 実相寺昭雄 主要作品リスト

特攻隊映画の系譜学 : 敗戦日本の哀悼劇
中村 秀之 (著)

出版社
岩波書店
ISBN-13
978-4000283816
発行日
2017/3

[目次]
序章 「戦争の経験」と特攻隊映画
第1章 表象としての特攻隊―ニュース映画とグラフ雑誌
第2章 “状況”としての特攻隊―戦時下の劇映画
第3章 “体験”としての特攻隊―ポスト占領期の特攻隊映画
第4章 娯楽としての特攻隊―高度経済成長初期の特攻隊映画
第5章 ジャンルとしての特攻隊―撮影所時代の特攻隊映画
終章 “記憶”としての特攻隊―ポストモダンの特攻隊映画

特攻隊映画・作品リスト
あとがき
索引

トランス/ナショナルアクション映画: 冷戦期東アジアの男性身体・暴力・マーケット
李 英載 (著)

出版社
東京大学出版会
ISBN-13
978-4130860505
発行日
2016/12

[目次]
序論 戦く身体としての映画
第1章 韓国アクション映画のジャンル的源泉と政治的起源
第2章 戦後日本映画における国民の境界、身体の境界:黒澤明と大島渚の「戦後」
第3章 戦後日韓の身体障害映画:忘却と分断の身体表象
第4章 「アジア映画」という範疇と日本・韓国・香港映画の結合
第5章 トランス/ナショナル・アジア・アクション映画
結論
あとがき
日本・韓国・香港の戦後史年表
フィルモグラフィ

無冠の男 松方弘樹伝
松方 弘樹 (著), 伊藤彰彦 (著)

出版社
講談社
ISBN-13
978-4062205443
発行日
2017/2

[目次]
はじめに 松方弘樹との四五〇日
序章 遅れてきた最後の映画スター
第一章 ヒロポン打ちつつドサ回り
第二章 東映城の暴れん坊
第三章 やくざじゃない、役者だ!
第四章 稲川総裁と松方部長
第五章 プライベートジェットとVシネマ
最終章 「最後の映画スター」の孤独
あとがき

ヒッチコック映画読本
山田 宏一 (著)

出版社
平凡社
ISBN-13
978-4582282634
発行日
2016/12

[目次]
第1章 アルフレッド・ヒッチコック覚え書
第2章 ヒッチコック的美女と犯罪
第3章 イギリス時代のヒッチコック映画
第4章 戦時下のヒッチコック映画
第5章 アルフレッド・ヒッチコックは永遠に
年譜
あとがきに代えて
索引

銀幕のキノコ雲―映画はいかに「原子力/核」を描いてきたか
川村 湊 (著)

出版社
インパクト出版会
ISBN-13
978-4755402753
発行日
2017/4

[目次]
1 原水爆恐怖映画の巻
2 冷戦・核戦争映画の巻
3 原発恐怖映画の巻
4 終章
「核/原子力」関係映画年表
索引